日本のマスコミは報じない外国人の日本へのホンネ

西側諸国の人は一般的に日本に対して好意的だと思う。けど、彼らはあまり日本について多くを知ろうとしない。
彼らが日本について関心があるのは伝統的な日本文化、技術、アニメ、寿司、芸者、そしてジャイアントロボットだね

自分はトルコ人で、日本のことは少し知ってる。日本に関することを一年ほど学んで、アニメとかいろいろ知るようになったんだ。
はじめのうちは魔法の国のように思えた。でもしばらくたつうち、住むにはあまりいい場所じゃないと思うようになった。特に自分みたいな外国人にはね。
日本が好かれる方法を自分にいわせるなら、日本のみんなが君みたいになることだよ。きみはとても勇敢だ。日本の80～85％の人間がしないことをしてる。英語を学んで、他の人が日本についてどう思ってるか知ろうとしてるじゃないか。日本はもっと多くの人が、君みたいになる必要があると思うよ

残念ながら、日本への批判の多くは、日本を変えて違う国にしようとしている日本人じゃない人たちの試みだよ。
欧米人の多くは今、日本人が根本的にはニヒリズム（虚無主義）でしかないもののために、伝統的な文化を捨ててしまったあと、日本社会に何が起きているか理解してる。自分は日本に日本らしいままであってほしいと望んでいる欧米人の一人だよ。それが、たとえ欧米人である自分が日本に定住することが決してないことを意味していたとしてもね。あなたの国を見失いたくなければ、多くの移民を入れてはだめだ。

日本のことは嫌いじゃない、でも、日本にまつわる多くの嫌いなことがある。”日本人”というのは危険なコンセプトだよ、それは自信よりむしろ、選民意識を育ててるといえるだろう。自分が日本文化の中で嫌いなのは

・女性蔑視（特に職場において）

・日本人は特別に独特な存在であるという考え
――――――彼ら日本の文化は地球上にある他の文化と同じ程度に独特であるにすぎない

・創造性を抑えつけてしまう同調圧力

・報道の独立性のなさ――――――多くの国がそうなってきているけれども

・人種差別。民族的に日本人でないものは決して日本を理解しないという考え

・批判すること/されることへの恐怖。
・・・これは本当に自分は理解できない。文化において"カイゼン"はとても重要だ。でも、自分たちのやってることの問題点を直視せずに、どうやって発展することができるっていうんだい？

・最後に。日本の人々は理解していないようだ、人が何かを好きだと思いつつ、同時にそれに対して批判的でい続けることができるということに。欠点を見つめることによって、物事がよくなることを望むんだ。

文明のなかにはたくさんの”灰色”な部分がある。どうして私たちは日本を"好き"か"嫌い"でなくてはならない？"灰色"の答えはどこだろう？
（オーストラリア人と思われる方です）

自分は日本を愛し、長いこと日本に住んでいる。でも、いくつか日本の嫌いな点があるよ。

いつも一時的な旅行者だと思われること。「ようこそ日本へ」みたいなこと、よく言われるよ。
日本人が普通にやることと同じことをすると、すごいリアクションがかえってくる。

人々は彼らの”役割”に当てはまる行動を正確にこなくてはならない。外国人だったり、女性だったり、その他いろいろ・・・その立場にふさわしい行動を。

彼らは個人的に同意できない多くの問題に対して、見て見ぬふりをする。
自分は胸の悪くなるような人種差別の場面に何度か出くわしたことがあるけど、日本人は誰もそのために立ち上がってなにかしようとしない。

テレビ番組はひどいものだ・・・

でも物事は変わりつつある。僕は僕と僕の子供たちが日本人として他のみんなのように受け入れられるときがくるのを望むよ